シャコバサボテン

サボテン科　常緑多肉植物
ブラジル原産（ブラジルの山岳地帯）
別名　デンマークカクタス、クリスマスカクタス



秋から冬にかけて花屋の店先に並ぶシャコバサボテンは、丈夫で育てやすい植物です。
ちょっとしたコツをつかめば毎年花を楽しむことができます。


置き場所
シャコバサボテンは高温多湿が苦手です。春から秋までは風通しの良い半日陰に置き、真夏の直射日光は避けます。
気温が低すぎると枯れてしまいますので、冬は室内の日当たりの良い窓際などに置きます。


水遣り
基本的には、土の表面が乾いてきたらたっぷり与えます。真夏と真冬、摘心した後は控えめにしますが、花芽がついているときは乾かしすぎると花芽が落ちますので注意が必要です。


肥料
５～７月頃まで暖行性肥料を月に１回、液体肥料を１０日に１回与えます。（回数はお使いの肥料の説明書きを参考にしてください）
７月以降は与えないようにします。


摘心と植え替え
摘心とは葉を摘み取ることです。
４月頃、茎が上に立ち上がるくらいの長さ（３節以上）を残し、全体のバランスを見ながら摘心します。シャコバサボテンの葉は指でつまんで軽くひねるようにして折り切ります。（このとき摘んだ葉は、さし芽に利用できます）
また１０月頃、色の薄い小さな新芽を摘み取ります。

シャコバサボテンの植え替えの目安は２～３年に１度ですが、一般的に４月頃行います。用土は市販のシャコバサボテン用の土が手軽に使えるのでおすすめです。
傷んだ根などを取り除いて深く植えすぎないように気をつけて植え替えます。


その他の注意点
シャコバサボテンは短日植物ですので、夜明るい所に置いていると花が咲きません。夜は暗くなるところで管理します。
また、蕾が小さいうちは急に環境が変わると蕾が落ちます。置き場所を変える時は少しづつ慣らしながら移動させましょう。